ベランダ防水工事のメンテナンスで劣化を防ぐ

ベランダのメンテナンスをしないと劣化する

ベランダの状態を普段気にしたことはありませんか？時間が経過すればするほど、いろいろな問題が起こりますのでベランダ防水工事を必要に応じて行いましょう。

ベランダに起こる問題

雨が降った後にベランダに水たまりができてしまう　(30代／女性)

雨が降ったときにベランダに水たまりができるのですが、いつまで経っても乾いてくれません。洗濯物を出したいけれども、水たまりでスリップしそうになることもあるので、いずれ怪我しそうで怖いです。ネットで調べたら、下地の勾配が不足しているみたいですね。工事をすれば、排水溝に雨水が流れてくれるみたいなので業者に頼もうと思っています。

ベランダの塗装が剥がれてきて子どもが踏んでしまった　(20代／女性)

子どもがベランダに出ていたときに、切り傷を作ってしまいました。転んだわけでもないのになぜ怪我したのかわからず、ベランダの床をチェックしてみたところ、塗装の一部が剥がれていてささくれ立っている箇所がありました。このささくれ立っているところを子どもが走り回っているときに踏みつけてしまって、けがをしたようです。

早めのメンテナンスで問題を防ぐ

ベランダのメンテナンスをしている人は、あまり多くないかもしれません。しかしベランダは時間の経過とともにどんどん劣化しますので、不具合が発生したら早めにメンテナンスを行いましょう。そうすれば、長期にわたってマイホームで生活できます。

劣化を防いで長持ちさせるにはベランダ防水工事が必要

ベランダ防水工事をすることは建物の劣化を防ぐためにも必要なことです。ところで工事をするにあたって、異なる工法があるのでそれぞれの特徴を理解しておくことです。

ベランダ防水工事の種類

FPR防水: FRPとは繊維強化プラスチックスのことで、プラスチックの中でも耐久性に優れている素材を指します。ベランダの床材のほかにも、自動車のボディパーツや浄化槽、バスタブなどいろいろなところで使われています。ほかにもいくつか防水材と比較して、圧倒的に高度に優れています。ベランダのほかにも屋上の材料としても使われます。
ウレタン防水: ウレタン防水工法は、施工の難易度は低く自分でやろうと思えばやれるレベルの防水工事の種類です。広く普及している工法で、新築を除いてほとんどの物件で利用できる防水工事の方法です。しかしその分悪徳業者も出現する傾向もあり、必要なシートの施工を行わないといったトラブルもありますので信頼できる業者を慎重に見極めることです。
塩ビシート防水: 塩ビシート防水工法も施工しやすいベランダ防水工事の一つです。軽量のため、住宅に負担をかけることもないですし、燃えにくいのも安心材料の一つです。防水シートのジョイント部分は薬品や熱を使って梳かすことによりつなげることも可能です。こうすれば継ぎ目のところから水が浸入するリスクも軽減され、耐久性をより強固なものとなります。

施工業者に選んでもらう

ベランダ防水工事の工法はどれが適当か、業者の専門的なアドバイスをもらうことになるでしょう。しかし最終的に決めるのは皆さんなので、防水工事についてのある程度の情報を持つことが大事です。